紙の常識を覆す、構造バリア

油染みを構で断つ
高密度耐油紙

あなたの食品を、いつまでも美しく、そして美味しく保ちます。

既存の耐油紙で、こんなお悩みはありませんか?

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折り目・断面からの漏れ

薬品コーティングタイプは、折り曲げた部分から塗工層が破れ、油が染み出してしまいます。

😥

食品のベタつき・蒸れ

フィルムラミネートなど全面を覆うタイプは、蒸気を逃がせず、熱い食品がすぐにベタついてしまいます。

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リサイクル性の課題

複数の素材を貼り合わせた複合材は、分別が難しく、紙としてリサイクルできません。

高密度耐油紙の秘密:緻密化技術の原理

01. 油の通り道を物理的に遮断

通常の紙は繊維間に隙間(細孔)があり、油はこの隙間を毛細管現象で簡単に浸透します。当社の技術は、この課題を物理的に解決します。

02. 緻密化・圧密化プロセス

  • パルプ繊維を細かくすり潰し(叩解)、繊維を極限まで柔軟化。
  • 強力な圧力と熱をかけるスーパーカレンダー処理を実施。
  • 繊維間の隙間を物理的に潰し、紙の密度を極限まで高めます。

「緻密さ」という構造自体が油のバリアとなります。

【油の浸透メカニズム比較イメージ】

通常の紙 / コーティング紙(折り目)

隙間が大きく、油(赤)が繊維間(白)を容易に通過。

高密度耐油紙

繊維が超密着し、隙間が極小化。油(赤)が物理的にブロックされ、表面に留まる。

選ばれる**3つの**圧倒的な優位性

🎨

1. 折り曲げに強い持続的な美しさ

紙層全体で油を防ぐため、袋や箱に加工する際の折り目や端の断面から油が染み出しません。お客様が手に取る瞬間まで、パッケージの清潔感を維持します。

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2. 蒸れずにサクサク感をキープ

油は防ぎながらも、水蒸気(湯気)は適度に逃がす特性を持っています。熱い揚げ物やパンを入れても蒸れにくく、食品の出来立ての食感を長く保ちます。

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3. 高い印刷・加工適性

カレンダー処理による極めて平滑な表面は、鮮明で美しいカラー印刷を可能にします。貴社ブランドのロゴやデザインを際立たせ、パッケージを高品質に仕上げます。

高密度耐油紙が活躍するシーン

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ファストフード

揚げたての食感を維持し、油染みなく衛生的。

🍞

ベーカリー

バターや油脂分の多いパンの底敷き、個包装に。

🍱

惣菜・弁当

おかず同士の油移り防止、容器の底敷きに最適。

⚙️

工業用途

機械部品の防錆・保護包材などにも対応。

耐油袋 耐油袋