紙の常識を覆す、構造バリア
あなたの食品を、いつまでも美しく、そして美味しく保ちます。
薬品コーティングタイプは、折り曲げた部分から塗工層が破れ、油が染み出してしまいます。
フィルムラミネートなど全面を覆うタイプは、蒸気を逃がせず、熱い食品がすぐにベタついてしまいます。
複数の素材を貼り合わせた複合材は、分別が難しく、紙としてリサイクルできません。
通常の紙は繊維間に隙間(細孔)があり、油はこの隙間を毛細管現象で簡単に浸透します。当社の技術は、この課題を物理的に解決します。
「緻密さ」という構造自体が油のバリアとなります。
通常の紙 / コーティング紙(折り目)
隙間が大きく、油(赤)が繊維間(白)を容易に通過。
高密度耐油紙
繊維が超密着し、隙間が極小化。油(赤)が物理的にブロックされ、表面に留まる。
紙層全体で油を防ぐため、袋や箱に加工する際の折り目や端の断面から油が染み出しません。お客様が手に取る瞬間まで、パッケージの清潔感を維持します。
油は防ぎながらも、水蒸気(湯気)は適度に逃がす特性を持っています。熱い揚げ物やパンを入れても蒸れにくく、食品の出来立ての食感を長く保ちます。
カレンダー処理による極めて平滑な表面は、鮮明で美しいカラー印刷を可能にします。貴社ブランドのロゴやデザインを際立たせ、パッケージを高品質に仕上げます。
🍟
揚げたての食感を維持し、油染みなく衛生的。
🍞
バターや油脂分の多いパンの底敷き、個包装に。
🍱
おかず同士の油移り防止、容器の底敷きに最適。
⚙️
機械部品の防錆・保護包材などにも対応。